令和6年度 春期 ITストラテジスト試験 システムアーキテクト試験 ネットワークスペシャリスト試験 ITサービスマネージャ試験 情報処理安全確保支援士試験 午前I 問題【共通】 問17

ソフトウェア信頼度成長モデルの一つであって,テスト工程においてバグが収束したと判定する根拠の一つとして使用するゴンペルツ曲線はどれか。

解答・解説

正解: ウ.

ソフトウェアのテスト工程において、バグ(誤り)の累積発見数の推移をグラフで表したものを信頼度成長曲線と呼びます。

代表的なモデルであるゴンペルツ曲線は、次のような特徴を持つS字型の曲線を描きます。

  • テスト初期: 環境構築やテスト項目の準備などでバグの発見ペースは緩やか。

  • テスト中期: 本格的なテストが進行し、バグが急激に発見される。

  • テスト終盤: 未発見のバグが少なくなり、発見ペースが鈍化して一定値に収束する。

したがって、S字型の曲線を描いているウのグラフがゴンペルツ曲線に該当します。

各選択肢の解説

  • ア: テスト終盤になってもバグの発見ペースが落ちず、加速度的に増加しています。バグが収束していない状態(発散状態)を表します。

  • イ: テスト量に比例して一定のペースでバグが発見され続けています。これもバグが収束していない状態を表します。

  • ウ: 正解です。テスト初期は緩やかに、中期に急激にバグが発見され、終盤に収束していくS字型のゴンペルツ曲線です。

  • エ: テスト初期から急激にバグが発見され、早期に収束する上に凸の曲線です。ゴンペルツ曲線特有のS字型(初期の立ち上がりの緩やかさ)を持たないため誤りです。

Spineチーム