アクチュエーター(あくちゅえーたー)

電気・油圧・空気圧といった動力源の力や制御信号を、回転や直進といった物理的・力学的な運動へ変換する駆動装置。モーターや電磁弁(ソレノイドバルブ)、油圧シリンダーなどが代表例であり、組込み機器やIoTシステムにおいて、コンピュータからの指令に従って現実世界の対象物を直接動かす出力側の構成要素。

詳細解説

自動制御やIoTの仕組みにおいて、外界の物理量を測って電気信号に変える入力側の部品がセンサーであるのに対し、処理結果の信号を受け取って対象物に物理的な作用を与える出口の役割を担います。例えば、室温や水位の計測結果をもとに窓や水門を自動で開閉するシステムでは、状態を読み取る部分がセンサー、実際に扉を動かすモーターなどの機構がアクチュエーターに当たります。

制御システム全体の中では、目標値と現在の計測値を比べて操作量を決めるコントローラ(制御装置)や、微弱な信号を大きくする増幅器(アンプ)、アナログ信号とデジタル信号を相互に変換するコンバータなどと組み合わせて使われます。信号の流れの向きと、情報を変換する前後の形態に着目すると、これらの周辺要素と役割を明確に区別できます。

アクチュエーターが問われた過去問

アクチュエーターが登場する過去問

  • 2026年度(R8) 問78IoTデバイスとIoTサーバで構成され,IoTデバイスが計測した外気温をIoTサーバへ送り,IoTサーバからの指示でIoTデバイスが窓を開閉

関連する分野

組込み・IoT センサー・アクチュエーター・マイコン制御

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