アウトラインフォント(あうとらいんふぉんと)

文字の輪郭(アウトライン)を基準点の座標とそれらを結ぶ直線や曲線の計算式として保持するデジタルフォント形式。拡大・縮小や回転を行っても文字の縁が階段状に崩れず、出力先の解像度に応じて滑らかな字形を描画・印刷できる。

詳細解説

画面表示や印刷の際には、登録された数式データから指定されたサイズに合わせて文字の輪郭を計算し、その内側を画素(ドット)で塗りつぶすラスタライズ処理が行われます。代表的な規格にはTrueTypeやOpenTypeがあり、見出しの拡大表示や高解像度の印刷物など、多様なサイズで美しい文字出力が求められる場面で広く使われています。その反面、描画のたびに座標計算を伴うため、処理負荷がかかる点や極端に小さいサイズでは線が潰れやすい点には注意が必要です。

対比されるビットマップフォントは、文字の形をあらかじめ格子状の点の集まりとして保持する方式であり、計算なしで高速に表示できる代わりに拡大すると輪郭にギザギザ(ジャギー)が生じます。なお、文字ごとに異なる幅を設定するプロポーショナルフォントや全文字を同じ幅にする等幅フォントは文字幅の割り当て方による分類であり、字形のデータ保持方式であるアウトラインフォントとは別の観点の用語です。

アウトラインフォントが問われた過去問

  • 2021(R3)秋 午前 問24ビットマップフォントよりも,アウトラインフォントの利用が適している場合はどれか。
  • 2024(R6)春 午前 問24ビットマップフォントよりも,アウトラインフォントの利用が適している場合はどれか。
  • 2024(R6)春 午前I 問8ビットマップフォントよりも,アウトラインフォントの利用が適している場合はどれか。

アウトラインフォントが登場する過去問

  • 2021年度(R3) 問87単語を読みやすくするために,表示したり印刷したりするときの文字幅が,文字ごとに異なるフォントを何と呼ぶか。

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