特性要因図(とくせいよういんず)

品質やトラブルなどの特定の結果(特性)と、それをもたらした原因(要因)との因果関係を枝分かれする矢印で結び、体系的に可視化した図法。完成した形状からフィッシュボーン図(魚の骨図)や、考案者の名を取った石川ダイアグラムとも呼ばれる。

詳細解説

QC七つ道具の一つに位置付けられており、ブレーンストーミングなどで挙げられた多数の要因を整理して、不具合や障害の根本原因を探る場面で活用されます。背骨にあたる中心の矢印の先に解決したい特性を置き、そこから大骨、中骨、小骨へと段階的に要因を掘り下げていくことで、見落としを防ぎながら影響の経路を網羅的に把握できます。

要因ごとの発生件数や構成比を集計して対策の優先順位を付ける作業にはパレート図を用い、2種類の数値データの相関を調べる際には散布図を使うといった役割分担があります。また、目的を達成するための具体的な手段を階層的に展開する新QC七つ道具の系統図法とは、起きた結果から原因をさかのぼる点で用途が異なります。

特性要因図が問われた過去問

  • 2021(R3)春 午前II 問21利用者とシステム運用担当者によるブレーンストーミングを行って,利用者の操作に起因するPCでのトラブルについて,主要なトラブルごとに原因となっ

特性要因図が登場する過去問

  • 2024年度(R6) 問51システム開発プロジェクトにおいて,テスト中に発見された不具合の再発防止のために不具合分析を行うことにした。テスト結果及び不具合の内容を表に記
  • 2023(R5)秋 午前I 問29発生した故障について,発生要因ごとの件数の記録を基に,故障発生件数で上位を占める主な要因を明確に表現するのに適している図法はどれか。
  • 2023(R5)秋 午前 問76発生した故障について,発生要因ごとの件数の記録を基に,故障発生件数で上位を占める主な要因を明確に表現するのに適している図法はどれか。
  • 2023年度(R5) 問38システム開発プロジェクトの品質目標を検討するために,複数の類似プロジェクトのプログラムステップ数と不良件数の関係性を示す図として,適切なもの
  • 2022年度(R4) 問31コールセンタの顧客サービスレベルを改善するために,顧客から寄せられたコールセンタ対応に関する苦情を分類集計する。苦情の多い順に,件数を棒グラ

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品質マネジメント

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