平成29年度 秋期 システムアーキテクト試験 午前Ⅱ 問24
米国NISTが制定した,AESにおける鍵長の条件はどれか。
解答・解説
正解: ア. 128ビット,192ビット,256ビットから選択する。
AES(Advanced Encryption Standard)は、米国国立標準技術研究所(NIST)によって2001年に制定された共通鍵暗号方式の標準規格です。旧規格であるDES(Data Encryption Standard)の安全性低下に伴い、公募によって選定されたRijndael(ラインダール)というアルゴリズムが採用されています。
AESの仕様における主な特徴は以下の通りです。
- ブロック長:暗号化処理の単位となるブロック長は128ビットに固定されています。
- 鍵長:暗号鍵の長さは、セキュリティ要件に応じて128ビット、192ビット、256ビットの3種類から選択できます。
したがって、正解はアです。
各選択肢の解説
- ア:正解です。AESの鍵長は、128ビット、192ビット、256ビットの3つから選択する仕様となっています。
- イ:誤りです。AESでは任意のビット長を指定することはできず、定められた3種類の長さから選択する必要があります。
- ウ:誤りです。AESのブロック長は128ビットで固定されており、鍵長をブロック長より常に32ビット長くする(160ビットにする)という条件はありません。
- エ:誤りです。ウと同様に、鍵長をブロック長(128ビット)より32ビット短くする(96ビットにする)という条件はありません。