令和7年度 春期 システムアーキテクト試験 午前II 問12
要求分析におけるインタビュー技法である構造化インタビューの長所と短所はどれか。
解答・解説
正解: エ. 複数の回答者からの結果を比較しやすいが,インタビューの際に特定の回答者の回答から深い洞察を引き出すことが困難である。
要求分析におけるインタビュー技法には、目的に応じて主に以下の3種類があります。
- 構造化インタビュー:あらかじめ用意した質問項目と順序に従い、すべての回答者に同じ質問を行う手法です。
- 半構造化インタビュー:基本的な質問項目は用意しつつ、回答者の反応に応じて柔軟に質問を追加したり、深く掘り下げたりする手法です。
- 非構造化インタビュー:大まかなテーマだけを決め、回答者との自由な対話の中から必要な情報を引き出す手法です。
問題文で問われている構造化インタビューは、すべての対象者に同じ質問をするため、複数人の回答結果を比較・集計しやすいという長所があります。一方で、あらかじめ決められた質問以外は行わないため、特定の回答者の反応に合わせて深い洞察を引き出すことが困難であるという短所があります。
各選択肢の解説
- ア:回答者に自由に質問することによって深い洞察を得られる手法は、非構造化インタビューの特徴です。
- イ:回答に基づいて知りたいことを深く掘り下げられる手法は、半構造化インタビュー(または非構造化インタビュー)の特徴です。
- ウ:状況に応じて臨機応変に質問を変更できる手法は、半構造化インタビュー(または非構造化インタビュー)の特徴です。
- エ:正解です。複数の回答者からの結果を比較しやすい反面、特定の回答者から深い洞察を引き出すことが困難であるのは構造化インタビューの長所と短所です。