事象C(情報漏えい)の年間発生確率 PC を、それぞれの選択肢の条件に基づいて計算して比較します。
まず、問題文で与えられている対策前の発生確率と計算式を整理します。
- 対策前の事象A(マルウェア感染)の発生確率: QA=0.4
- 対策前の事象B(外部ネットワークからの侵入)の発生確率: QB=0.1
- 対策後の事象Xの発生確率: PX=QX(1−dX)
- 事象Cの発生確率: PC=1−(1−PA)(1−PB)
各選択肢について、対策後の事象Aの発生確率(PA)と事象Bの発生確率(PB)を求め、事象Cの発生確率(PC)を計算します。
各選択肢の解説
ア:誤り
- dA=0.4,dB=0.6 の場合
- PA=0.4×(1−0.4)=0.24
- PB=0.1×(1−0.6)=0.04
- PC=1−(1−0.24)(1−0.04)=1−(0.76×0.96)=1−0.7296=0.2704(約27.0%)
イ:誤り
- dA=0.5,dB=0.5 の場合
- PA=0.4×(1−0.5)=0.20
- PB=0.1×(1−0.5)=0.05
- PC=1−(1−0.20)(1−0.05)=1−(0.80×0.95)=1−0.76=0.24(24.0%)
ウ:正解
- dA=0.75,dB=0(IPS未導入)の場合
- PA=0.4×(1−0.75)=0.10
- PB=0.1×(1−0)=0.10
- PC=1−(1−0.10)(1−0.10)=1−(0.9×0.9)=1−0.81=0.19(19.0%)
エ:誤り
- dA=0(マルウェア対策未導入), dB=0.75 の場合
- PA=0.4×(1−0)=0.40
- PB=0.1×(1−0.75)=0.025
- PC=1−(1−0.40)(1−0.025)=1−(0.6×0.975)=1−0.585=0.415(41.5%)
計算結果から、事象Cの発生確率が 19.0% と最も低くなるのは ウ の対策です。