令和7年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 午後 問4 アタックサーフェスマネジメント(ASM)
この問題は2025(R7)春 情報処理安全確保支援士 午後に出題されたものです。出題時点の法令・制度に基づく内容のため、現行の内容と一致しない場合があります。
本ページの問題文・選択肢は、原本の体裁を Web 表示用に正規化しています(改行・記号・数式・図表参照の調整)。設問の趣旨および正解に影響する変更は加えていません。
学習ガイド
使われなくなったドメインや放置された公開サーバを悪用する攻撃を背景に、アタックサーフェスマネジメント(ASM)を扱う問題です。外部から検索可能な情報を使って未把握の公開IT資産を発見し、継続利用か廃止かを判断し、脆弱性管理の運用を改善するまでの流れが事例として展開します。この記事では、ASMのサイクルを軸に各設問を位置付け、調査方法や改善策を字数内で具体的に書く表現を検討します。
この記事で押さえる論点
- 未把握の公開IT資産を発見する調査手順を設計する
- 公開資産の継続利用/廃止それぞれの対応方法を説明する
- CVSS・KEVカタログを使った脆弱性管理の改善策を具体化する
出題情報
- 出題
- 2025(R7)春 情報処理安全確保支援士 午後 問4
- 配点
- 50点満点
- 模範解答
- 公表(設問ごとに掲載)
出題趣旨・採点講評(IPA 公表)
企業で利用しなくなったのに残っていたドメインや公開されたままになっていたWebサーバを悪用するサイバー攻撃が多発している。本問では,ある企業でのIT資産管理及び脆弱性管理を題材として,未把握の公開IT資産を発見し,管理するマネジメント能力を問う。
問4では,IT資産管理と脆ぜい弱性管理を題材に,アタックサーフェスマネジメント(ASM)について出題した。全体として正答率は平均的であった。
問題本文
問4 IT資産管理及び脆弱性管理に関する次の記述を読んで,設問に答えよ。
V社は,従業員3,000名の製造業である。東京に本社,大阪,名古屋,福岡に支社がある。V社は,J事業部,K事業部,情報システム部(以下,情シ部という),総務部,経理部などから成る。
V社の社内システム及びネットワークの運用並びに情報セキュリティ管理は,情シ部のB部長とS主任を含む8名の部員が担当している。V社のネットワーク構成を図1に示す。

図の説明テキスト
インターネットを中心に、V社本社、V社データセンター、V社支社がUTMを介して接続されている。
【V社本社】
UTM配下に「DMZ」「サーバセグメント」「PCセグメント」が存在する。
- DMZ: L2SWが配置され、「DNSキャッシュサーバ」「権威DNSサーバ」「公開Webサーバ」「プロキシサーバ」「メールサーバ」が接続されている。
- サーバセグメント: 「会計システム」「人事システム」「ファイルサーバ」が存在する。
- PCセグメント: (詳細は描画されていない)
【V社データセンター】
UTM配下に「データセンターセグメント」が存在する。
【V社支社】
UTM配下に「工場セグメント」「PCセグメント」が存在する。
【注記】
L2SW: レイヤー2スイッチ
メール: 電子メール
UTM: 統合脅威管理
公開Webサーバでは,V社製品のキャンペーンなどを紹介している。V社本社と各支社及びV社データセンターの間はUTMのVPN機能を使用して通信を行っている。各支社には,UTMを除いてインターネットからアクセス可能なIT機器はない。
V社のIT資産管理,ドメイン名及びIPアドレスの管理,導入ソフトウェア(以下,ソフトウェアをSWという)の管理並びに脆弱性管理の現状を表1に示す。

図の説明テキスト
| 項目 | 状況 |
|---|---|
| IT資産管理 | 1. IT資産管理台帳に対して,IT資産の登録,更新及び削除を行う。 2. IT資産管理台帳は,全社で共有されている。 3. インターネットからアクセス可能な全てのIT資産を公開IT資産と定義する。 4. IT資産管理台帳の管理項目には,資産ID,資産名称,取得金額,管理部門名,管理者名,公開IT資産かどうかの区分,及びその他特記事項を含める。また,公開IT資産の場合はグローバルIPアドレス(以下,GIPという)1)及びドメイン名も含める。 5. IT資産管理台帳への登録は次のように行っている。 (1) 情シ部が購入するIT資産は,情シ部がIT資産管理台帳に登録する。 (2) 事業部がV社データセンター又はV社DMZにサーバを設置する場合は,情シ部に設置申請し,承認を得た後に設置する。情シ部は承認後IT資産管理台帳に登録する。 (3) 事業部が他社データセンター,クラウドサービス又はレンタルサービスを契約して,サーバなどを利用する場合については,IT資産管理台帳に登録していない。 6. IT資産は,年1回の棚卸しで管理部門が現物確認する。その際に,管理部門がIT資産管理台帳を更新する。IT資産の廃棄は管理部門が実施し,その際に,管理部門がIT資産管理台帳を更新する。 |
| ドメイン名及び IP アドレスの管理 | 1. V社データセンター及びV社本社で使用するIPアドレス及びドメイン名の管理は,次のように行っている。 (1) 情シ部が,“v-sha.co.jp”というドメイン名(以下,V社のドメイン名という)をレジストラのW社から取得し,V社データセンター,V社DMZなどにある公開IT資産に使用している。ドメイン名の使用料は情シ部が支払っている。JPRSが管理しているドメイン名の登録者情報の組織名にV社を,担当者情報の部署名に情シ部を,担当者名にS主任を登録している。 (2) GIPは,ISPのR社から割り当てられている。GIPの使用料は,情シ部が回線使用料と併せてR社に支払っている。JPNICの登録者情報の組織名にV社を,担当者情報の部署名に情シ部を,担当者名にS主任を登録している。 (3) 事業部がV社データセンター又はV社DMZにサーバなどを設置する場合は,情シ部にIPアドレス使用申請を行う。 (4) 事業部がV社のドメイン名を使用する場合は,情シ部にドメイン使用申請を行う。この際,情シ部は,必要なDNSレコードを登録している。 2. 事業部が他社データセンター,クラウドサービス又はレンタルサービスを契約し,新たなドメイン名を登録してサーバを利用する場合は,次のように行っている。 (1) GIPは,各サービス会社から割り当てられたものを使用している。 (2) ドメイン名は,各事業部が取得している。なお,使用するドメイン名は全て,トップレベルドメインが“.jp”のドメインを使用している。 |

図の説明テキスト
| 項目 | 状況 |
|---|---|
| 導入 SW の管理 | 1. PC に導入する SW は,IT 資産管理ツール(以下,AM ツールという)で管理しており,IT 資産管理台帳には登録せず,PC の “資産 ID” を AM ツールに入力して管理している。 2. ビジネス上,重要なサーバに導入する SW は,AM ツールで管理している。ビジネス上,重要ではないサーバに導入する SW は,主なものを IT 資産管理台帳の “その他特記事項” に記入している。 |
| 脆弱性管理 | 1. サーバに導入した SW の脆弱性情報は,情シ部が脆弱性のニュースを毎日見て確認している。 2. 情シ部が,脆弱性のニュースで話題になった脆弱性情報全てを全部門に連絡している。 3. 連絡を受けた各部門が取捨選択し,必要に応じて対応している。 |
| 注1) インターネットから当該IT資産にアクセスする時のGIPである。 |
最近,次のようなサイバー攻撃のニュースが報道された。
(1) CVE-20XX-XXXXXというWebサーバでの通信の暗号化に関する脆弱性が公表され,それを悪用した攻撃で,ある広告代理店に大きな被害が発生した。
(2) 著名な会社が1年前,CDN事業者のサービスを利用してWebサーバを立ち上げ,1か月間商品のキャンペーンを行った。このWebサーバには,その会社のサブドメインを使用した。キャンペーン後すぐに,CDNサービスを解約したが,今になって,そのサブドメインが海外の会社の広告サイトとして使われていることが発覚した。
(3) 競合他社で,不要になったにもかかわらず公開されたままとなっていたWebサーバが改ざんされ,フィッシングに悪用されていることが発覚した。
これらを受けて,V社の経営層は,V社でも対策が必要だと考え,対策の検討と実施を情シ部に指示した。(2)については,V社でも,CDN事業者のサービスを利用してWebサーバを立ち上げてキャンペーンを行った後,CDNサービスを解約した経緯があったので,緊急に確認した。その結果,問題があることが分かり,①図1中のサーバの設定を変更した。この事態も踏まえて,公開IT資産管理及び脆弱性管理を見直すことにした。
〔公開IT資産管理及び脆弱性管理の目標の設定〕
情シ部のB部長とS主任は,まず,公開IT資産管理の現状を分析し,公開IT資産管理及び脆弱性管理の主な目標を表2にまとめた。

図の説明テキスト
| 目標 | 内容 |
|---|---|
| K-1 | IT 資産管理台帳に公開 IT 資産を漏れなく登録する。具体的には,次のようなケースの登録漏れをなくす。 (1) 事業部がクラウドサービスを契約して利用している公開 IT 資産 (省略) |
| K-2 | 情シ部が,サーバの導入 SW を一元管理する。 |
| K-3 | 重要な脆弱性を事業部が修正したかどうかを情シ部が確認できるようにする。 |
| K-4 | 利用が終了した公開 IT 資産について,必要な措置を漏れなく行う。 |
〔目標K-1の実現〕
まず,目標K-1について検討を行い,各事業部への未登録の公開IT資産の調査依頼を図2にまとめた。

図の説明テキスト
次の未登録の公開IT資産を調査し,その一覧を回答すること
・クラウドサービスを契約して利用している公開 IT 資産
・[ a ] 公開 IT 資産
・[ b ] 公開 IT 資産
次は,目標K-1の実現に関するB部長とS主任の会話である。
B部長:事業部への調査依頼だけでは漏れが出そうだ。情シ部としても調査すべきだが,どのような方法があるのか。
S主任:自分でインターネットをスキャンする方法(以下,オンアクセス型という)と,既に外部に構築されているデータベースを検索する方法(以下,検索エンジン型という)があります。
B部長:どちらの方がよいだろうか。
S主任:オンアクセス型では他社の環境に負荷を与える可能性があります。また,スキャンするには時間が掛かります。今回は検索エンジン型を使用したいと思います。
B部長:分かった。検索エンジン型だと,具体的には,どのような方法があり,どのような情報が収集できるのかな。
S主任:まず、IPアドレスの割当て、ドメイン名の登録などに関する情報をレジストラ又はレジストリに問い合わせることができます。そのための標準プロトコルとして、cが用意されており、RFC 3912で定義されています。次に、Webブラウザから利用できるサービスには、無償のものとして、ドメインの検索サービス(以下、Xサービスという)と、GIPの検索サービス(以下、Yサービスという)があります。その他、一部有償になりますが、Zサービスというサービスなどがあります。Xサービスで検索可能な情報を表3に、Yサービスで検索可能な情報を表4に、Zサービスで検索可能な情報を表5に示します。

図の説明テキスト
| 検索キーワード | 検索可能な情報 |
|---|---|
| 組織名 1) | 登録されているドメイン名 |
| ドメイン名 | 組織名, ドメイン名の担当者識別番号 2), ドメイン名を管理するネームサーバ名 3), 登録年月日, 接続年月日, 最終更新日時など |
| ネームサーバ名 | ネームサーバのIPアドレス, 登録年月日, 最終更新日時など |
| ドメイン名の担当者識別番号 2) | ドメイン名の担当者名, メールアドレス, ドメイン名の部署名, 電話番号など |
注1) 検索キーワードとして入力した文字列が“組織名”とマッチした検索結果が全て得られる。
注2) 一部の“.jp”ドメインの場合だけ検索可能である。
注3) セカンダリDNSなどが設置されている場合は, 複数得られる。

図の説明テキスト
| 検索キーワード | 検索可能な情報 |
|---|---|
| GIP | 組織名, GIP の担当者識別番号, ネームサーバ名, 割当て年月日, 返却年月日, 最終更新日時など |
| GIPの担当者識別番号 | GIPの担当者名, メールアドレス, GIPの部署名, 電話番号など |

図の説明テキスト
| 検索キーワード | 検索可能な情報 |
|---|---|
| ドメイン名, GIP, 又は組織名 | GIP, GIP割当て元の事業者名, FQDN, 位置情報(国名, 都市名, 緯度・経度), ポート番号, OS, 応答メッセージ情報 1) |
注記1 検索キーワードとして入力した文字列が, “ドメイン名”とマッチした検索結果が全て得られる。
注記2 検索キーワードとして入力した文字列が, “GIP”とマッチした検索結果が全て得られる。
注記3 検索キーワードとして入力した文字列が, “ドメイン名を取得した組織名”又は“GIPを取得した組織名”とマッチした検索結果が全て得られる。
注1) 製品名やバージョン情報, デフォルトパスワードの使用などである。
B部長:当社が管理すべき公開IT資産をできるだけ多くリストアップしてほしい。
S主任:事業部から提出されるリストと突合せができるように,当社が取得したGIP,ドメイン名,GIPの組織名,部署名及び担当者名,ドメイン名の組織名,部署名及び担当者名並びにFQDNを抽出してまとめたリスト(以下,Fリストという)を作成してみます。Fリストの作成手順を図3に示します。

図の説明テキスト
手順1:[ あ ]サービスを用い、検索キーワードとして[ d ]を入力して、検索し、検索結果として[ e ]及び[ f ]を得る。
手順2-1:手順1の結果を基に、[ い ]サービスを用い、検索キーワードとして[ g ]を指定して、検索し、検索結果として[ g ]の組織名及び[ g ]の[ h ]を得る。
手順2-2:手順2-1の結果を基に、[ い ]サービスを用い、検索キーワードとして[ g ]の[ h ]を指定して、検索し、検索結果として[ g ]の部署名及び[ g ]の担当者名を得る。
手順3-1:手順1の結果を基に、[ う ]サービスを用い、検索キーワードとして[ f ]を指定して、検索し、検索結果として[ f ]の組織名及び[ f ]の[ h ]を得る。
手順3-2:手順3-1の結果を基に、[ う ]サービスを用い、検索キーワードとして[ f ]の[ h ]を指定して、検索し、検索結果として[ f ]の部署名及び[ f ]の担当者名を得る。
手順4:得られた検索結果からFリストをまとめる。
注記1 手順2-1〜3-2は, 手順1で得られた検索結果のうち, “.jp”ドメインのものについて, それぞれ行う。
注記2 手順4では, Fリストの作成に必要な検索結果だけを選択する。
〔V社の管理すべきIT資産の確認と管理の強化〕
事業部の提出した未登録の公開IT資産一覧とS主任の調査結果を突合したところ,幾つかFリストだけにあるもの(以下,調査漏れという)が見つかった。次は,B部長とS主任の会話である。
B部長:どのような調査漏れが見つかったのか。
S主任:調査漏れのリストは表6のとおりです。事業部からの説明では,古いケースで調査しきれなかったとのことでした。

図の説明テキスト
| 結果項番 | GIP | GIPの部署名 | ドメイン名の組織名 | FQDN |
|---|---|---|---|---|
| 結果1 | (省略) | V社G事業部 | V社 | sub1.v-sha-g.jp |
| 結果2 | (省略) | V社H部 | P協議会 | (省略) |
S主任:表6の結果1については,SSHでは接続できませんでしたが,公開サービスはWebだけが稼働しているようだということが,X, Y, Zサービス以外の②調査から分かりました。しかし,G事業部はもはや存在しません。調べたところ,K事業部が業務継承部門です。また,利用OSやSWもバージョンが古く,多くの脆弱性が内在しているようだということが,③別の調査から分かりました。
攻撃を受けて被害が発生しないようにするために,④表6の結果1の公開IT資産を継続利用する場合としない場合のそれぞれの場合にK事業部が行うべき具体的な対応方法を伝えます。
〔脆弱性管理の改善〕
次に,目標K-2及び目標K-3に対する実現方法を検討した。目標K-2については,S主任が必要なルールを決めた。次は,目標K-3の実現方法についてのB部長とS主任の会話である。
B部長:目標K-2が実現できたとしても,次々発表される脆弱性に対して,対策の優先度などはどのように判断すればよいのか。
S主任:脆弱性についての⑤CVSSの深刻度と⑥KEVカタログへの掲載の有無に基づいて判断するのがよいです。対策の優先度などの判断ルールを作成します。
B部長:分かった。そのルールも踏まえ,目標K-3を実現するために,⑦表1の脆弱性管理の改善策を考えてほしい。
S主任:分かりました。
さらに,目標K-4について,公開IT資産の利用終了時に行うべき措置をS主任がまとめた。
経営層に対応策を説明し,了承を得た。その後,B部長とS主任が作成したルールに従って,V社の公開IT資産管理及び脆弱性管理の運用が開始された。
設問と解答・解説
設問1
(1)
本文中の下線①について,設定を変更したサーバを,図1中から一つ選び,サーバ名を答えよ。
模範解答
権威DNSサーバ
採点基準(配点 4点)
正確性(内容)(4点)
- 4点: 「権威DNSサーバ」と正確に解答している。
- 2点: DNSサーバを意図していることはわかるが、名称が不正確である。
- 0点: 無解答、または全く異なるサーバ名を解答している。
解説
本問は、アタックサーフェスマネジメント(ASM)における、不要となった公開資産の管理に関する理解を問う設問です。
CDNサービスやWebサーバの使用終了後に、DNSの CNAMEレコード が削除されずに残っていると、攻撃者にそのドメインを悪用される サブドメインテイクオーバー の危険性が生じます。
図1の構成において、自社のドメインに関するレコードを管理し、設定を変更すべきサーバは 権威DNSサーバ です。
高得点のポイント
- 図1のネットワーク構成から、名前解決を担うサーバを正しく特定できること。
- サブドメインテイクオーバーの発生原理と、DNS設定の関係性を理解していること。
(2)
また,その設定の変更内容を,30字以内で具体的に答えよ。
模範解答
終了したサブドメインのCNAMEレコードを削除する。
採点基準(配点 3点)
知識・理解度(内容)(2点)
- 2点: 企業で利用しなくなったドメインを悪用される攻撃への対策として、終了したサブドメインのCNAMEレコードを削除することを正確に理解し記述できている。
- 1点: CNAMEレコードの削除など、対策の方向性は示されているが、対象(終了したサブドメイン)の明記が欠けている。
- 0点: 無解答、または的外れな内容である。
論理性(構造)(1点)
- 1点: 未把握の公開IT資産を管理する目的に沿って、設定の変更内容が具体的かつ論理的に記述されている。
- 0点: 記述が曖昧であるか、論理が飛躍している。
解説
サブドメインテイクオーバーを防ぐための具体的な対策を問う設問です。
利用が終了したWebサーバやCDNサービスに対するDNSの転送設定(CNAMEレコード)が残っていることが根本的な原因です。したがって、対策としては、権威DNSサーバ上の該当するレコードを削除する必要があります。
高得点のポイント
- 終了したサブドメイン に対して対応を行うことが明記されているか。
- CNAMEレコードを削除する という具体的な設定変更内容が含まれているか。
設問1のサーバの設定の変更内容を問う設問は,正答率が低かった。本文中で示された事象が,CDNサービスやWebサーバの使用終了後のDNSのCNAMEレコード削除漏れによってサブドメインテイクオーバーが起きていることを理解した上で,その具体的な対策方法を解答してほしい。
設問2
〔目標K-1の実現〕について答えよ。
(1)
図2中の a に入れる適切な内容を,30字以内で答えよ。
模範解答
レンタルサービスを契約して利用した
採点基準(配点 2点)
知識・理解度(内容)(1点)
- 1点: 未把握の公開IT資産が生まれる背景として、レンタルサービスを利用したことを的確に挙げている。
- 0点: 無解答、または的外れな内容である。
論理性(構造)(1点)
- 1点: 文脈に沿って、事象が自然につながるように記述されている。
- 0点: 文脈から逸脱しており、意味が通らない。
解説
未把握の公開IT資産を発見し管理するマネジメント能力に関する設問です。
企業内で管理部門が把握していない公開サーバが存在する原因として、自社のネットワーク環境外で独自に調達・運用されているケースが挙げられます。本文中の文脈から、外部のサービスを利用してWebサーバを立ち上げた具体例を記述します。
代表的な例として、レンタルサービス や 他社データセンター の利用が該当します。
高得点のポイント
- 情報システム部門が把握しづらい、外部のインフラストラクチャを利用したケースを挙げているか。
- 「レンタルサービス」を利用した事実が端的に表現されているか。
(2)
図2中の b に入れる適切な内容を,30字以内で答えよ。
模範解答
他社データセンターを契約して利用した
採点基準(配点 2点)
知識・理解度(内容)(1点)
- 1点: 未把握の公開IT資産が生まれる背景として、他社データセンター等を利用したことを的確に挙げている。
- 0点: 無解答、または的外れな内容である。
論理性(構造)(1点)
- 1点: 文脈に沿って、事象が自然につながるように記述されている。
- 0点: 文脈から逸脱しており、意味が通らない。
解説
未把握の公開IT資産を発見し管理するマネジメント能力に関する設問です。
前問と同様に、自社のネットワーク環境外で運用されている例を挙げます。ここでは 他社データセンター などを契約して利用したケースが想定されます。
高得点のポイント
- 外部のデータセンターなど、自社の直接の管理が行き届きにくい環境の利用を挙げているか。
(3)
本文中の c に入れる適切な字句を,英字10字以内で答えよ。
模範解答
WHOIS
採点基準(配点 2点)
正確性(内容)(2点)
- 2点: 「WHOIS」と正確に解答している。
- 1点: 綴りに軽微な誤りがあるが、WHOISを意図していることが明確である。
- 0点: 無解答、または全く異なる語句を解答している。
解説
IPアドレスやドメイン名の登録者情報を確認するための仕組みを問う設問です。
インターネット上で公開されているドメインやIPアドレスの割り当て情報は、WHOIS データベースを検索することで確認できます。未把握の資産を発見する際、その資産が自社に関連するものかどうかを調査するために活用されます。
高得点のポイント
- WHOIS というキーワードを正確に英字で解答していること。
(4)
図3中の あ に入れる適切な文字を,X, Y, Zから選び,答えよ。
模範解答
Z
採点基準(配点 3点)
正確性(内容)(3点)
- 3点: 「Z」と正確に解答している。
- 1点: 小文字などで記載されているが意図は合っている。
- 0点: 無解答、または誤った選択肢を解答している。
解説
ASMにおけるIT資産の発見と情報収集のプロセスに関する設問です。
公開資産を網羅的に探索し、自社のIT資産と照合する一連の手順において、図3の文脈に最も合致するアクションを選択します。
高得点のポイント
- 資産発見プロセスにおける各ステップの論理的な順序を理解していること。
- 与えられた選択肢(X, Y, Z)の中から、指定箇所に該当するものを正確に選べること。
(5)
図3中の い に入れる適切な文字を,X, Y, Zから選び,答えよ。
模範解答
X
採点基準(配点 3点)
正確性(内容)(3点)
- 3点: 「X」と正確に解答している。
- 1点: 小文字などで記載されているが意図は合っている。
- 0点: 無解答、または誤った選択肢を解答している。
解説
ASMにおけるIT資産の発見と情報収集のプロセスに関する設問です。
図3の文脈に従い、前後のプロセスと整合する適切なアクションを選択します。
高得点のポイント
- アタックサーフェスの探索、収集、照合の順序を正しく理解し、「X」を導き出せること。
(6)
図3中の う に入れる適切な文字を,X, Y, Zから選び,答えよ。
模範解答
Y
採点基準(配点 3点)
正確性(内容)(3点)
- 3点: 「Y」と正確に解答している。
- 1点: 小文字などで記載されているが意図は合っている。
- 0点: 無解答、または誤った選択肢を解答している。
解説
ASMにおけるIT資産の発見と情報収集のプロセスに関する設問です。
図3の文脈に従い、残るアクションとして適切なものを選択します。
高得点のポイント
- 未把握資産の発見から管理対象への組み込みに至る流れを把握し、「Y」を正しく選択できること。
(7)
図3中の d に入れる適切な内容を,解答群の中から選び,記号で答えよ。
模範解答
選択肢オ: V社
配点 1点
解説
ASMツールによる調査で取得できる情報項目を選択する設問です。
収集可能な情報には、ドメイン名、IPアドレス、稼働しているOSなどがあります。文脈に合わせて適切な項目を選びます。
各選択肢の解説
- ア FQDN: ホスト名とドメイン名を含む完全修飾ドメイン名。
- イ GIP: グローバルIPアドレス。
- ウ GIP割振り元の事業者名: IPアドレスを割り当てているISP。
- エ OS: 稼働しているオペレーティングシステム。
- オ V社: 自社の名称。関連性の確認に用いられる。
- カ 位置情報: サーバの物理的な設置場所の推定。
- キ 担当者識別番号: 内部管理用番号。
- ク ドメイン名: ネットワークを識別する名前。
- ケ ポート番号: 通信の論理的な窓口。
- コ メールアドレス: 連絡先情報。
(本問の正解は オ V社 です)
(8)
図3中の e に入れる適切な内容を,解答群の中から選び,記号で答えよ。
模範解答
選択肢ア: FQDN
配点 1点
解説
ASMツールによる調査で取得できる情報項目を選択する設問です。
ドメインと紐づく情報やホスト情報など、文脈から適切なものを選択します。
各選択肢の解説
- ア (正解): FQDN は、ホスト名とドメイン名を合わせた情報であり、公開資産の特定に重要です。
- その他の選択肢は、該当箇所の文脈とは異なる属性情報となります。
(9)
図3中の f に入れる適切な内容を,解答群の中から選び,記号で答えよ。
模範解答
選択肢イ: GIP
配点 1点
解説
ASMツールによる調査で取得できる情報項目を選択する設問です。
ネットワーク上の位置を示すIPアドレスに関する情報が問われています。
各選択肢の解説
- イ (正解): GIP(グローバルIPアドレス)は、インターネットに公開されているIT資産を一意に識別するための基本的な情報です。
- その他の選択肢は、該当箇所の文脈とは合致しません。
(10)
図3中の g に入れる適切な内容を,解答群の中から選び,記号で答えよ。
模範解答
選択肢ク: ドメイン名
配点 1点
解説
ASMツールによる調査で取得できる情報項目を選択する設問です。
ドメインに関連する情報を指し示す箇所です。
各選択肢の解説
- ク (正解): ドメイン名 は、自社のブランドやサービスに関連する公開資産を発見するための重要な手がかりとなります。
- その他の選択肢は文脈に適合しません。
(11)
図3中の h に入れる適切な内容を,解答群の中から選び,記号で答えよ。
模範解答
選択肢キ: 担当者識別番号
配点 1点
解説
ASMツールによる調査で取得できる情報項目を選択する設問です。
担当者や連絡先など、管理の責任の所在を特定する情報に関連します。
各選択肢の解説
- キ (正解): 担当者識別番号 などは、発見した資産を社内の誰が管理しているのかを確認する際に有効な情報となります。
- その他の選択肢は該当箇所の意味とは異なります。
設問3
〔V社の管理すべきIT資産の確認と管理の強化〕について答えよ。
(1)
本文中の下線②について,調査方法を,40字以内で具体的に答えよ。
模範解答
ポートスキャンでWebのポートだけが開いていることを確認する。
採点基準(配点 3点)
知識・理解度(内容)(2点)
- 2点: ポートスキャンを用いて、Webに必要なポートのみが開いている状況を確認することを的確に記述している。
- 1点: ポートの確認には言及しているが、手法(ポートスキャン)が不明確である、または確認内容が不十分である。
- 0点: 無解答、または全く異なる調査方法を記述している。
論理性(構造)(1点)
- 1点: 公開IT資産の管理強化という目的に沿い、調査方法が具体的かつ論理的に記述されている。
- 0点: 文脈が不明瞭で、調査の目的と方法が結びついていない。
解説
把握した公開サーバの稼働状況を調査する具体的な方法を問う設問です。
不要なサービスが公開されていないかを確認するためには、外部から対象サーバに対して ポートスキャン を実施することが有効です。これにより、Webサービス用のポート(例: 80, 443)だけが開いており、他の不要なポートが閉じていることを確認します。
高得点のポイント
- 調査手段として ポートスキャン を実施することを挙げているか。
- 確認すべき状態として、Webのポートだけが開いていること を明記しているか。
(2)
本文中の下線③について,調査方法を,40字以内で具体的に答えよ。
模範解答
脆弱性スキャナーを実行して,脆弱性の有無を確認する。
採点基準(配点 3点)
知識・理解度(内容)(2点)
- 2点: 脆弱性スキャナーを用いて、脆弱性の有無を確認することを的確に記述している。
- 1点: 脆弱性の確認については言及しているが、ツール(脆弱性スキャナー)への言及がないなど具体性に欠ける。
- 0点: 無解答、または的外れな調査方法を記述している。
論理性(構造)(1点)
- 1点: 脆弱性管理の強化という目的に沿い、具体的にどのような手順を踏むかが論理的に説明されている。
- 0点: 論理が飛躍しているか、手段と目的が不明確である。
解説
公開サーバに存在する脆弱性を調査する具体的な方法を問う設問です。
サーバ上で稼働しているOSやソフトウェアに既知の脆弱性が含まれていないかを確認するためには、脆弱性スキャナー を用いて診断を実行するのが一般的かつ効率的です。
高得点のポイント
- 調査手段として 脆弱性スキャナー などの専用ツールを利用することが明記されているか。
- 目的が 脆弱性の有無を確認する ことであることが示されているか。
(3)
本文中の下線④について,公開IT資産を継続利用する場合の主な対応方法を,35字以内で具体的に答えよ。
模範解答
一旦,サービスを停止し,脆弱性を修正後に再開する。
採点基準(配点 3点)
知識・理解度(内容)(2点)
- 2点: サービスを一旦停止し、脆弱性を修正してから再開するという適切な対応プロセスを記述している。
- 1点: 修正して利用することは記述されているが、「一旦停止する」などの安全確保措置への言及が不足している。
- 0点: 無解答、または的外れな内容である。
論理性(構造)(1点)
- 1点: 継続利用という前提において、安全を確保しながら運用を再開するまでの流れが論理的である。
- 0点: 対応の手順が前後しているなど、論理性が欠如している。
解説
脆弱性が発見された公開IT資産を継続利用する場合の対応方針に関する設問です。
継続して利用するサーバであっても、脆弱性を放置したまま稼働させることはリスクが高いため、一旦サービスを停止 し、安全な状態(脆弱性の修正・パッチ適用など)を確保した上で 再開する 必要があります。
高得点のポイント
- 稼働中のサービスを 一旦停止する という初動対応が含まれていること。
- 脆弱性を修正した後に再開する という安全確保の手順が示されていること。
(4)
本文中の下線④について,公開IT資産を継続利用しない場合の主な対応方法を,35字以内で具体的に答えよ。
模範解答
速やかにネットワークから切り離し,機器を廃棄する。
採点基準(配点 3点)
知識・理解度(内容)(2点)
- 2点: 速やかにネットワークから切り離し、機器を廃棄するという一連の対応を的確に記述している。
- 1点: 廃棄することには言及しているが、ネットワークからの切り離しという初動対応に触れていない。
- 0点: 無解答、または全く無関係な対応を記述している。
論理性(構造)(1点)
- 1点: 継続利用しないという前提において、リスクを最小化するための手順が論理的に記述されている。
- 0点: 対応の手順が非論理的である。
解説
脆弱性が発見された公開IT資産を、今後は継続利用しないと判断した場合の対応方針に関する設問です。
利用予定のない資産が攻撃の起点となることを防ぐため、まずは 速やかにネットワークから切り離し、その後、情報漏えいなどに留意しつつ 機器を廃棄する などの根本的な処分を行います。
高得点のポイント
- 二次被害を防ぐために 速やかにネットワークから切り離す 措置が明記されていること。
- 最終的な処置として 機器を廃棄する ことが示されていること。
設問3(1),(2)は,正答率が平均的であった。本文中で示された状況を踏まえて公開サーバの稼働状況の調査方法を問う問題である。実際の現場でも,状況に応じて調査方法を選ぶ知識が必要なので,理解を深めてほしい。設問3(3)は,正答率が平均的であった。継続する場合としない場合を取り違えて反対を解答するケアレスミスと思われる解答が散見された。長文を根気よく読み解いた上で,慎重に解答してほしい。
設問4
〔脆弱性管理の改善〕について答えよ。
(1)
本文中の下線⑤について,CVSSの最新のバージョン番号を,4字以内で答えよ。
模範解答
4.0
採点基準(配点 3点)
正確性(内容)(3点)
- 3点: 「4.0」と正確に解答している。
- 1点: 「v4」など軽微な表記揺れはあるが意味は合致している。
- 0点: 無解答、または全く異なるバージョンを解答している。
解説
脆弱性評価システムである CVSS (Common Vulnerability Scoring System) の最新バージョンを答える設問です。
脆弱性管理において、CVSSは深刻度を評価する標準的な指標として広く利用されており、その最新バージョンである v4.0 の知識が問われています。
高得点のポイント
- 最新のバージョン番号である 4.0 を正確に記述していること。
(2)
本文中の下線⑥について,KEVカタログのフルスペルを,解答群の中から選び,記号で答えよ。
模範解答
選択肢ウ: Known Exploited Vulnerabilities catalog
配点 1点
解説
脆弱性対応の優先順位付けに用いられる KEVカタログ の正式名称を問う設問です。
KEVカタログは、CISA(米国サイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁)が公開している「Known Exploited Vulnerabilities catalog」(既知の悪用された脆弱性カタログ)の略称です。
各選択肢の解説
- ア: Key ではなく Known が正しい。
- イ: Key ではなく Known、Exposure ではなく Exploited が正しい。
- ウ (正解): Known Exploited Vulnerabilities catalog が正しいフルスペルです。
- エ: Exposure ではなく Exploited が正しい。
(3)
本文中の下線⑥について,KEVカタログに掲載される脆弱性はどのようなものか。掲載される条件のうち主なものを,20字以内で答えよ。
模範解答
実際に悪用された。
採点基準(配点 3点)
知識・理解度(内容)(2点)
- 2点: 脆弱性を取り巻く現状評価において、KEVカタログに掲載される条件が「実際に悪用された」ことであることを的確に記述している。
- 1点: 悪用に関する言及はあるが、「実際に」などの事実関係の強調が弱く、やや曖昧である。
- 0点: 無解答、または的外れな内容である。
論理性(構造)(1点)
- 1点: 条件として自然な日本語で端的にまとめられている。
- 0点: 文脈が通らないか、記述が不明瞭である。
解説
KEVカタログに脆弱性が掲載されるための主な条件を問う設問です。
KEV(Known Exploited Vulnerabilities)の名前が示す通り、このカタログには「実際に悪用された」事実が確認されている脆弱性がリストアップされます。これにより、組織は現実の脅威となっている脆弱性への対応を優先することができます。
高得点のポイント
- 脆弱性が 実際に悪用された という事実が条件であることを明確に記述していること。
(4)
本文中の下線⑦について,表1の脆弱性管理の項番1の改善策を,60字以内で具体的に答えよ。
模範解答
情シ部がIT資産管理台帳にあるSWについて,重要な脆弱性情報が発表されていないかを継続的に確認する。
採点基準(配点 2点)
知識・理解度(内容)(1点)
- 1点: 情報システム部門がIT資産管理台帳に基づき、脆弱性情報を継続的に確認するというプロセスを正しく記述している。
- 0点: 無解答、または台帳の利用や継続的な確認などの重要な要素が欠落している。
論理性(構造)(1点)
- 1点: 脆弱性管理のプロセス改善という目的に対して、具体的手順が論理的に記述されている。
- 0点: 文脈が不明瞭で、改善策としての体をなしていない。
解説
情報システム部門が主体となって行うべき、脆弱性管理の改善策に関する設問です。
企業全体のIT資産管理の一環として、IT資産管理台帳に登録されているソフトウェア(SW)を対象に、重要な脆弱性情報が新たに発表されていないか を 継続的に確認 し、状況を監視するプロセスを確立する必要があります。
高得点のポイント
- 主体である 情報システム部門(情シ部) の役割として記述しているか。
- IT資産管理台帳にあるソフトウェア を対象としているか。
- 脆弱性情報を継続的に確認する という運用プロセスが含まれているか。
(5)
本文中の下線⑦について,表1の脆弱性管理の項番2の改善策を,40字以内で具体的に答えよ。
模範解答
該当SWを保有する管理部門に対策の優先度を連絡し,対策実施を確認する。
採点基準(配点 2点)
知識・理解度(内容)(1点)
- 1点: 該当部門に対策の優先度を連絡し、実施状況を確認するという一連の対応を正しく記述している。
- 0点: 無解答、または部門への連絡や実施確認などの重要な要素が欠落している。
論理性(構造)(1点)
- 1点: 脆弱性への対応において、組織間の連携手順が論理的に記述されている。
- 0点: 文脈が不明瞭で、改善策としての体をなしていない。
解説
脆弱性が発見された後の、関係部門との連携を含めた改善策に関する設問です。
情報システム部門が脆弱性を把握した後は、そのソフトウェアを実際に保有・運用している 管理部門 に対して、対策の優先度 を伝達し、対策が確実に 実施されたことを確認する 必要があります。
高得点のポイント
- 対象となるソフトウェアの 管理部門へ連絡する ことが含まれているか。
- 連絡内容として 対策の優先度 が示されているか。
- 最終的に 対策実施を確認する というフォローアップの手順が含まれているか。
設問4(2),(3)は,正答率が低かった。対応の優先度を考える上では,脆弱性の技術的な特性,脆弱性を取り巻く現状,ユーザーの環境が重要であるとされ,KEVカタログが現状の評価に活用されるので,理解してほしい。