令和5年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問54

プロジェクトマネジメントにおいて,コンティンジェンシー計画を作成するプロセスはどれか。

解答・解説

正解: エ. リスクへの対応

コンティンジェンシー計画とは、プロジェクトにおいて事前に特定されたリスクが実際に発生した場合に備えて、あらかじめ策定しておく対応計画(不測事態対応計画)のことです。

PMBOK(プロジェクトマネジメント知識体系ガイド)において、この計画は リスクへの対応(リスク対応計画の策定)プロセスで作成されます。このプロセスでは、プロジェクトの目標に対する脅威を軽減し、好機を高めるための戦略や行動を策定します。

各選択肢の解説

  • ア リスクの管理: 誤りです。リスク管理(監視)プロセスは、プロジェクト全体を通してリスク対応計画を実施し、特定されたリスクの追跡や新規リスクの特定、対応策の有効性などを評価・監視するプロセスであり、計画の「作成」ではありません。
  • イ リスクの特定: 誤りです。リスク特定プロセスは、プロジェクトに影響を与える可能性のあるリスクを洗い出し、その特性を文書化するプロセスです。具体的な対応策までは作成しません。
  • ウ リスクの評価: 誤りです。リスク評価(定性的・定量的リスク分析)プロセスは、特定されたリスクの発生確率や影響度を分析・評価し、対応の優先順位を決定するプロセスです。
  • エ リスクへの対応: 正解です。リスク発生時の代替計画であるコンティンジェンシー計画は、このリスクへの対応プロセスで作成されます。

Spineチーム