令和6年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問15

適格請求書等保存方式(インボイス制度)に関する記述のうち,適切なものはどれか。

解答・解説

正解: ウ. 適格請求書には,区分記載請求書の記載事項に加え,登録番号,適用税率及び税率ごとに区分した消費税額等を記載する必要がある。

適格請求書等保存方式(インボイス制度)における適格請求書の記載事項や義務に関する問題です。適格請求書には従来の区分記載請求書の記載事項に加え、登録番号、適用税率、および税率ごとに区分した消費税額等を記載する必要があります。したがって、適切な記述は ウ となります。

各選択肢の解説

  • ア: 不適切です。売手である適格請求書発行事業者は、適格請求書を交付した際、その写しを保存する義務があります(原則7年間)。
  • イ: 不適切です。公共交通機関(船舶、バス又は鉄道)による旅客の運送に係る取引のうち、適格請求書の交付義務が免除されるのは3万円未満のものに限られます。「全ての取引」が免除されるわけではありません。
  • ウ: 適切です。適格請求書の要件として、区分記載請求書の記載事項に加えて、登録番号、適用税率、税率ごとに区分した消費税額等を記載する必要があります。
  • エ: 不適切です。返品や値引きなどを行った場合、原則として返還インボイス(適格返還請求書)の交付義務がありますが、税込1万円未満の少額な値引き等の場合には交付義務が免除されています。「金額の大小によらず」という点が誤りです。

Spineチーム