令和7年度 春期 ITストラテジスト試験 システムアーキテクト試験 ネットワークスペシャリスト試験 ITサービスマネージャ試験 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問題【共通】 問1
テクノロジアルゴリズム
この問題は2025(R7)春 高度試験共通 午前Iに出題されたものです。出題時点の法令・制度に基づく内容のため、現行の内容と一致しない場合があります。
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の範囲で単調に増加する連続関数 が を満たすときに,区間内で である の値を近似的に求めるアルゴリズムにおいて,(2) は何回実行されるか。
〔アルゴリズム〕
(1) , とする。
(2) とする。
(3) ならば の値を近似値として終了する。
(4) ならば として,そうでなければ とする。
(5) (2) に戻る。
解答・解説を読む
正解: 選択肢ア
提示されたアルゴリズムは、二分探索(二分法) を用いて方程式 の解の近似値を求める手順を示しています。
解法のステップ
- 初期状態
(1) で , と初期化され、区間の幅は です。 - 1回目のループ
(2) で となります。
(3) の判定では となり、 は満たしません。
(4) により、次の探索区間の幅は元の半分である となります。 - 一般化( 回目のループ)
回目の (2) が実行された直後の (3) の判定における の値(区間幅の半分)は、(すなわち )となります。 - 終了条件の計算
終了条件は です。
これを整理すると、 となります。
、 であるため、この不等式を初めて満たす最小の整数 は 10 となります。
したがって、(2) の処理は 10回 実行されます。
各選択肢の解説
- ア (10): 正解です。上記の通り、 となり終了条件を満たします。
- イ (20): 誤りです。 の場合、 となり、判定条件が など、より高い精度を求められた場合の回数です。
- ウ (100): 誤りです。二分法の計算量(対数オーダー)を理解せず、区間が線形に縮小していくと誤解した場合に選びやすい値です。
- エ (1,000): 誤りです。判定条件の (千分の一)から単純に 回と推測した誤答です。