パレート図(ぱれーとず)

不具合の要因や不良項目などを集計し、値の大きい順に左から並べた棒グラフと、各項目の累積比率を示す折れ線グラフを一つの図に重ねて表した複合グラフ。QC七つ道具の一つであり、全体に占める影響が大きい重要項目を見極めて改善の優先順位を決める際に用いる。

詳細解説

横軸に分類項目を件数や金額の降順で並べ、左側の縦軸に各データの大きさ、右側の縦軸に累積百分率(0%〜100%)をとって作図します。ただし、「その他」にまとめた項目がある場合は、件数の多寡にかかわらず横軸の右端に配置するのが原則です。少数の項目が全体の大部分を占めるという経験則に基づき、重要度に応じて項目をA・B・Cの3群に格付けするABC分析でもこの図が使われます。

システム開発や運用では、障害原因や苦情の分類データのうち、どれから優先して対策を打つべきかを判断する場面で有効です。結果に対する原因の関連を体系的に洗い出すには特性要因図、時系列の変動から工程の異常を監視するには管理図、2変数の相関を調べるには散布図というように、分析の目的に応じて他の手法と使い分けます。

パレート図が問われた過去問

  • 2022年度(R4) 問31コールセンタの顧客サービスレベルを改善するために,顧客から寄せられたコールセンタ対応に関する苦情を分類集計する。苦情の多い順に,件数を棒グラ
  • 2023(R5)秋 午前 問76発生した故障について,発生要因ごとの件数の記録を基に,故障発生件数で上位を占める主な要因を明確に表現するのに適している図法はどれか。
  • 2023(R5)秋 午前I 問29発生した故障について,発生要因ごとの件数の記録を基に,故障発生件数で上位を占める主な要因を明確に表現するのに適している図法はどれか。
  • 2024年度(R6) 問51システム開発プロジェクトにおいて,テスト中に発見された不具合の再発防止のために不具合分析を行うことにした。テスト結果及び不具合の内容を表に記

パレート図が登場する過去問

  • 2022年度(R4) 問25a~dのうち,業務プロセスの改善に当たり,業務プロセスを表記するために用いられる図表だけを全て挙げたものはどれか。 a DFD b アクティ
  • 2024(R6)春 午前 問74分析対象としている問題に数多くの要因が関係し,それらが相互に絡み合っているとき,原因と結果,目的と手段といった関係を追求していくことによって
  • 2023年度(R5) 問38システム開発プロジェクトの品質目標を検討するために,複数の類似プロジェクトのプログラムステップ数と不良件数の関係性を示す図として,適切なもの
  • 2021(R3)春 午前II 問21利用者とシステム運用担当者によるブレーンストーミングを行って,利用者の操作に起因するPCでのトラブルについて,主要なトラブルごとに原因となっ
  • 2021年度(R3) 問40同一難易度の複数のプログラムから成るソフトウェアのテスト工程での品質管理において,各プログラムの単位ステップ数当たりのバグ数をグラフ化し,上

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