平成27年度 秋期 システムアーキテクト試験 午前Ⅱ 問1
ソフトウェアライフサイクルプロセスのシステム方式設計で行うものはどれか。
解答・解説
正解: ア. ソフトウェア構成品目の明確化
正解は ア です。
ソフトウェアライフサイクルプロセス(JIS X 0160 / ISO/IEC 12207)および共通フレームにおける開発プロセスでは、上流工程から順に「システム要件定義」「システム方式設計」「ソフトウェア要件定義」「ソフトウェア方式設計」「ソフトウェア詳細設計」などのアクティビティが定義されています。
システム方式設計では、システム要件定義で定められた要件を満たすために、システムをハードウェア品目、ソフトウェア品目、手作業を要する運用品目の最上位レベルの構成へと分割し、それぞれの品目を明確化します。したがって、ソフトウェア構成品目の明確化を行う「ア」が正解となります。
各選択肢の解説
- ア:ソフトウェア構成品目の明確化(正解)
システム方式設計で行う作業です。システム要件をハードウェア、ソフトウェア、手作業のどこで実現するかを割り振り、システムを構成するソフトウェア品目(ソフトウェア構成品目)を特定・明確化します。 - イ:ソフトウェアコンポーネントの構成の明確化
ソフトウェア方式設計で行う作業です。システム方式設計で割り振られたソフトウェア品目をさらに分割し、ソフトウェアコンポーネント(モジュールなどの構成要素)の体系や構造を明確化します。 - ウ:ソフトウェアのインタフェース仕様の決定
ソフトウェア要件定義またはソフトウェア方式設計・ソフトウェア詳細設計で行う作業です。外部とのインタフェース要件の定義や、ソフトウェア品目間・コンポーネント間のインタフェースに関する方式設計および詳細設計をこれらの工程で行います。 - エ:ソフトウェアのユニットごとのテスト要求事項の定義
ソフトウェア詳細設計で行う作業です。ソフトウェアコンポーネントをコード化できる単位(ソフトウェアユニット)まで詳細に設計するとともに、各ユニットに対する単体テストの要求事項やスケジュールを定義します。