令和7年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前II 問題 問9
SRAMと比較した場合のDRAMの特徴はどれか。
解答・解説
正解: ウ. メモリセル構成が単純なので,ビット当たりの単価が安くなる。
DRAM (Dynamic Random Access Memory) と SRAM (Static Random Access Memory) は、どちらも電源を切ると記憶内容が消える揮発性メモリですが、記憶の仕組みや特徴が異なります。
- DRAM: 記憶素子としてコンデンサを使用します。構造が単純なため高集積化しやすく、大容量でビット当たりの単価が安いという特徴があります。一方で、コンデンサの電荷が時間とともに自然に放電してしまうため、定期的にデータを読み出して書き直すリフレッシュ動作が必要となります。主にコンピュータの主記憶(メインメモリ)に用いられます。
- SRAM: 記憶素子としてフリップフロップ回路を使用します。リフレッシュ動作が不要で、DRAMよりも高速に動作しますが、構造が複雑なため高集積化が難しく、単価が高くなります。主にCPUと主記憶の間のキャッシュメモリに用いられます。
以上の特徴から、SRAMと比較したDRAMの特徴として適切なのは「メモリセル構成が単純なので,ビット当たりの単価が安くなる」となります。