令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 午後問題 問10 サービスデスク立上げと工数算出
マネジメントサービスマネジメント
この問題は2024(R6)秋 応用情報技術者 午後に出題されたものです。出題時点の法令・制度に基づく内容のため、現行の内容と一致しない場合があります。
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学習ガイド
営業支援サービスのサービスデスク立上げを題材にしたサービスマネジメントの問題です。立上げステップの策定からサービス要求管理プロセスの作成、そして要員工数の算出までが一続きの流れとして出題されます。最後の計算問題は平均件数と対応時間から人日を求める素直な題材ですが、切り上げの指定を見落とすと失点します。この記事では、D課長の方針という軸から各設問の狙いをたどります。
この記事で押さえる論点
- サービス要求管理プロセスの設計意図を管理プロセス表から読み取る
- KPI設定と調査指示の目的を方針に沿って記述する
- 平均対応時間と件数から必要工数を計算し端数処理まで正確に行う
出題情報
- 出題
- 2024(R6)秋 応用情報技術者 午後 問10
- 配点
- 20点満点
- 模範解答
- 公表(設問ごとに掲載)
出題趣旨・採点講評(IPA 公表)
サービスデスクで行うサービス要求管理では,問合せなどのサービス要求への対応ノウハウを蓄積して,対応の品質や所要時間を改善することが重要である。サービスデスクの立上げ時には,これを適切に実施できるようにサービスデスクを設計する必要がある。
本問では,営業支援サービスのサービスデスク立上げを題材として,サービスデスクの立上げステップ策定,サービスデスクで行う要求管理のプロセス作成及びサービスデスクの要員工数算出に関する能力を問う。
問10では,営業支援サービスのサービスデスク立上げを題材に,サービスデスクの立上げステップ策定,サービスデスクで行う要求管理のプロセス作成及びサービスデスクの要員工数算出について出題した。全体として正答率はやや低かった。
問題本文
問10 サービスデスクの立上げに関する次の記述を読んで,設問に答えよ。
B社は,中堅の電子機器販売会社で,全国に営業拠点がある。B社の営業部は,営業拠点に営業員を配置し,商品を販売している。販売数は順調に増加しているので,今後,営業員の増員を予定している。B社のシステム部サービス課は,営業支援システム(以下,本システムという)の設計,開発及び運用を行っており,本システムを営業支援サービス(以下,本サービスという)として利用者である営業員に提供している。また,サービス課は,サービスマネジメント活動を行っており,それぞれの活動に管理プロセスを定めている。サービス課に所属するC君はD課長の下でサービスマネージャを務めており,管理プロセスのマネジメントを行っている。サービスマネジメントの主な管理プロセスを表1に示す。

図の説明テキスト
表1 サービスマネジメントの主な管理プロセス
| 項番 | 管理プロセス | 概要 |
|---|---|---|
| 1 | サービス要求管理 | ・利用者からのサービス要求(問合せ 注1)や標準変更 注2))の記録と実現 |
| 2 | インシデント管理 | ・インシデントの解決と管理 |
| 3 | 問題管理 | ・問題の特定と解決 ・インシデントの発生又は再発を防止する処置の定義 |
| 4 | 変更管理 | ・通常変更 注3)についての変更要求の受付と管理 ・変更の実施 |
注1) 本サービスの機能や利用方法についての質問のこと。
注2) パスワードリセット,利用者の機器の移動など,手順が定型化されている,あらかじめ承認された変更のこと。
注3) 標準変更以外の変更のこと。
サービス要求管理については,利用者からのサービス要求を,サービス課の担当者が電話又は電子メールで受け付けている。受け付けた担当者はサービス要求を実現し,サービス要求の内容,実現した内容及び対応時間を問合せ記録簿に記録している。
サービス課では,本システムの初期リリース後も,順次,機能追加のリリースを行っている。各機能のリリース時には,利用者向けに説明会を開催し,開発の担当者が説明者となって機能の概要や利用方法の説明を行い,リリース後の問合せ先として,説明会の説明者が案内されている。
〔サービス要求管理の現状と課題〕
サービス要求のうち,問合せは,担当者が本サービスの操作マニュアル及び機能の詳細を記述した本システムの仕様書を参照して回答し,標準変更は,担当者が定型業務手順書を参照して実施している。なお,問合せの回答では,経験豊富な担当者は,操作マニュアル及び本システムの仕様書だけでなく暗黙知を使って問合せに短時間で回答する場合も多い。このことから,利用者からの問合せに対して最初の連絡で回答した割合(以下,一次解決率という)に,担当者間で差が出ている。また,問合せを受けてから回答までに要する時間を短縮するために,一次解決率の向上が課題となっている。今後,営業員の増員に伴いサービス課の業務量の増加が予想されているので,担当者の負荷が増大するおそれがあり,長時間残業の防止も課題となることが推測される。
そこで,サービス課は,一次解決率の向上のため,サービス課の経験豊富な担当者に指示して,問合せ記録簿に記録されている内容を基に,問合せ内容,対応手順及び回答内容を整理した問合せ対応ノウハウ集を作成することにした。併せて,営業員の増員による長時間残業を防止するために,来年度からサービス課内に新たな組織としてサービスデスクを立ち上げ,そのサービスデスクでサービス要求を受け付けて実現することにした。C君がサービスデスクのサービスマネージャに任命され,立上げも行うよう指示された。サービスデスク要員は,サービスデスクの業務経験が豊富な要員を新規採用し,C君の配下でサービスデスク業務を担当させることにした。
〔サービスデスク立上げの検討〕
D課長は,サービスデスクについて,“サービス課の業務量の増加に対応するために,業務を極力サービスデスクに移管する”とともに“一次解決率をできるだけ高くして,顧客満足を向上させる”との方針を挙げた。
C君は,D課長の方針を受け,サービス要求のうち,問合せについては,サービスデスク要員が問合せ対応ノウハウ集を活用して,利用者からの問合せに対してa

図の説明テキスト
表2 サービスデスク立上げステップ
| 項番 | ステップ | 実施内容 |
|---|---|---|
| 1 | サービス要求管理のプロセスの作成 | サービス課とサービスデスクが連携して,サービスデスクで行うサービス要求管理のプロセスとルールを作成する。 |
| 2 | サービスレベル目標の決定 | サービス課と営業部とのSLA合意に先立って,サービス課と営業部でサービスレベル目標を決定する。 |
| 3 | 要員体制決定 | サービスデスクの要員体制を決定する。 |
| 4 | ドキュメントの整備 | サービス課の経験豊富な担当者が,サービスデスク立上げ時点で必要なサービスデスク用ドキュメントを整備する。 |
| 5 | スキルトランスファー | サービス課の担当者からサービスデスク要員に対して,b を行う。 |
| 6 | 予行演習 | サービスデスクが事前検証のために,利用者を想定した予行演習を行う。 |
| 7 | サービス開始 | サービスデスクがサービスデスク業務を開始する。 |
〔サービスデスクで行うサービス要求管理のプロセスの作成〕
C君は,表3に示すサービスデスクで行うサービス要求管理のプロセスを検討した。

図の説明テキスト
表3 サービスデスクで行うサービス要求管理のプロセス
| 項番 | 手順 | 実施内容 |
|---|---|---|
| 1 | 受付 | ・利用者からのサービス要求を受け付け,内容を問合せ記録簿に記録する。 |
| 2 | 分類と優先順位付け | ・サービス要求の内容を確認し,分類と優先順位付けを行う。 ・サービスデスクで実現可能なサービス要求は項番3を実施する。 ・サービスデスクで実現不可能なサービス要求は項番4を実施する。 |
| 3 | サービス要求の実現 | ・問合せについては,操作マニュアル,c を参照して回答する。標準変更については,定型業務手順書に従って実施する。 ・サービス要求が実現できた場合は,項番5を実施する。実現できなかった場合は,項番4を実施する。 |
| 4 | エスカレーションの実施 | ・C君に対応をエスカレーションする。C君が割り当てたサービス課の担当者が対応を行った後,サービス課の担当者から対応結果の回答を受け,対応内容を確認する。 |
| 5 | サービス要求実現の確認 | ・利用者にサービス要求が実現できたことを確認する。 ・実現できている場合は,項番6を行う。実現できていない場合は,項番2から再度実行する。 |
| 6 | 終了 | ・必要に応じて,問合せ対応ノウハウ集の項目追加又は更新を行う。 ・問合せ記録簿の記録を更新し,終了する。 |
C君は,表3をD課長にレビューしてもらい,質問と指示を受けた。そのときのD課長とC君の会話を次に示す。
D課長: 項番3で標準変更については,現状の定型業務手順書を使うことになっているが,サービスデスク要員で対応可能ですか。
C君: 定型業務手順書は,よく整備されており,対応可能です。
D課長: ①サービス課の担当者が行っている業務に定型化できるものがないかを調査してください。
C君: 調査して報告します。
その後,C君は指示された調査を実施して,D課長に報告して了承された。
〔サービスレベル目標の決定〕
サービス課と営業部とのSLA合意に先立って,サービス課内部で会議を開催した。
会議の中で,SLAには,サービスデスクの稼働時間,コミュニケーション手段,サービス要求の実現に要する平均時間のほか,サービス要求件数の上限の取決めが必要であることを確認した。今後,内容を整理して営業部と協議することになった。
また,会議の中でD課長から,“営業部と合意するサービス要求の実現に要する平均時間に関して,内部指標を設定して管理する。内部指標として問合せについては,②現状のサービス要求管理における課題の解消状況が分かるKPIを設定して管理を行い,顧客満足を上げていく。”との説明があった。
〔要員体制決定〕
C君は,来年度のサービスデスクの要員体制を決定するために,サービスデスク要員の工数を算出することにした。そこで,問合せ記録簿からサービス要求管理に要した対応時間を調査した。現状の平均サービス要求件数と平均対応時間を表4に示す。

図の説明テキスト
表4 現状の平均サービス要求件数と平均対応時間
| 項番 | サービス要求の内容 | 平均サービス要求件数(件/日) | 平均対応時間(分/件) |
|---|---|---|---|
| 1 | 問合せ(機能についての質問) | 24 | 10 |
| 2 | 問合せ(利用方法についての質問) | 15 | 20 |
| 3 | 標準変更(定型業務手順の実施依頼) | 8 | 20 |
C君は,表4に加え次の条件を前提として,③1日当たりに必要な工数を算出した。
ここで,1人の要員は,1日に8時間の対応時間が確保できるものとする。
- 要員は一つのサービス要求に対応している間は,その対応に専念する。
- 来年度のサービス要求件数は,営業員の増員によって表4に示す平均サービス要求件数がいずれも現状より2割増加する見込みである。
- サービス要求の集中度合いを考慮して,算出された工数に2割の余裕を確保する。
なお,サービスデスクの要員数については,工数に加えて,勤務体制,稼働率,エスカレーションの割合,採用する要員の技能などを考慮して決定することにした。
設問と解答・解説
設問1
〔サービスデスク立上げの検討〕について答えよ。
(1)
本文中の a に入れる適切な字句を,本文中の字句を用いて10字以内で答えよ。
模範解答
最初の連絡で回答
採点基準(配点 3点)
正確性(内容)(3点)
- 3点: 本文中の字句「最初の連絡で回答」を正確に抜き出している。
- 1点: 本文中の関連する字句を使用しているが、部分的な抜き出しに留まるなど不完全な状態。
- 0点: 無回答、または本文中とは異なる不適切な字句を使用している。
解説
サービスデスクの立上げステップにおいて、対応品質や所要時間を改善するためには、問合せに対する対応実績やノウハウを蓄積し活用することが求められます。本文中のサービスデスクの役割や目標に関連する記述から、最初の連絡で回答できる体制の構築が重要であることが読み取れます。
高得点のポイント
- 本文中に存在する「最初の連絡で回答」という字句を過不足なく正確に抜き出していること
- 指定された10字以内という文字数制限を厳守していること
(2)
表2中の b に入れる適切な字句を20字以内で答えよ。
模範解答
サービスデスク用ドキュメントの説明
採点基準(配点 3点)
知識・理解度(内容)(2点)
- 2点: サービスデスクの立上げに際して、要求管理のプロセス作成能力に基づき、運用ドキュメントに関する説明や周知を行うステップであることを正しく理解し記述している。
- 1点: ドキュメント等に関する言及はあるが、立上げステップにおけるアクション(説明・周知など)の要素が不足している。
- 0点: 無回答、または全く関係のないステップを記述している。
論理性(構造)(1点)
- 1点: 表の他の項目と整合性のとれる名詞句の形式で、指定文字数内に構造化してまとめられている。
- 0点: 文章の構造が破綻しており、意味が通りにくい。
解説
表2の穴埋め問題です。サービスデスクの立上げ準備においては、運用に必要となるドキュメントの整備と、関係者への周知や説明が不可欠です。したがって、マニュアルや手順書などのサービスデスク用ドキュメントの説明を実施するステップが入ります。
高得点のポイント
- サービスデスク立上げに伴い、作成したドキュメントを利用者や運用担当者に説明・周知する工程であることを理解していること
- 20字以内という制限内で、表の他の項目の粒度に合わせて簡潔な体言止め等で表現していること
設問2
〔サービスデスクで行うサービス要求管理のプロセスの作成〕について答えよ。
(1)
表3中の c に入れる適切な字句を15字以内で答えよ。
模範解答
問合せ対応ノウハウ集
採点基準(配点 2点)
知識・理解度(内容)(1点)
- 1点: サービス要求管理において、ノウハウを蓄積して対応品質を改善するための「問合せ対応ノウハウ集」であることが記述されている。
- 0点: 無回答、または不適切な用語が記述されている。
論理性(構造)(1点)
- 1点: 指定文字数以内で、表の穴埋めとして自然な名詞句の形式になっている。
- 0点: 表の記述として不自然な文章構造になっている。
解説
サービス要求管理のプロセス作成に関する設問です。サービスデスクでは、過去の対応実績を対応ノウハウとして蓄積し、類似の問い合わせに対して迅速かつ高品質な回答を行う仕組みが必要です。表3のプロセスにおいて、この知識データベースの役割を果たすのが問合せ対応ノウハウ集です。
高得点のポイント
- サービス要求管理において、対応品質や所要時間の改善を目的としたノウハウの蓄積・活用プロセスであることを理解していること
- 表3の文脈に沿って適切な名詞を記述していること
(2)
D課長が,本文中の下線①の調査を指示した目的は何か。D課長の方針を踏まえて35字以内で答えよ。
模範解答
現在のサービス課の業務を極力サービスデスクに移管するため
採点基準(配点 2点)
知識・理解度(内容)(1点)
- 1点: D課長の方針に基づき、サービス課の業務を極力サービスデスクに移管するという目的が正しく示されている。
- 0点: 無回答、または方針に合致しない目的が記述されている。
論理性(構造)(1点)
- 1点: 目的を問う設問に対して「〜ため」などの自然な文末表現を用いて論理的に記述されている。
- 0点: 文末表現が目的に対応していないなど、構造が不自然である。
解説
D課長が調査を指示した目的を答える設問です。D課長の方針は、サービス課の負担を軽減し、効率的な体制を構築することにあります。そのためには、現在のサービス課の業務を極力サービスデスクに移管することが目的となります。
高得点のポイント
- D課長の方針である「サービス課からサービスデスクへの業務移管の最大化」という目的が明確に示されていること
- 目的を問う設問に対し「〜ため」といった適切な文末表現を用いていること
(3)
また,この目的を達成するために有効な調査内容を,表1中の字句を用いて35字以内で答えよ。
模範解答
通常変更の中に標準変更にできるものがないかを調査する。
採点基準(配点 2点)
正確性(内容)(2点)
- 2点: 表1の字句を用い、「通常変更」の中から「標準変更」にできるものがないかを調査する旨が正確に記述されている。
- 1点: 「標準変更の中に定型化できるものがないかを調査する」など、既に移管された標準変更に着目した誤った調査内容を含んでいる、または一部の語句が不足している。
- 0点: 無回答、または全く異なる無関係な記述。
解説
サービスデスクへの業務移管を増やすための調査内容を問う設問です。表1中の字句を用いて答える必要があります。
既にサービスデスクに移管されている「標準変更」ではなく、まだ移管されていない通常変更に着目する必要があります。通常変更の作業を手順化・定型化し、標準変更にできるものがないかを調査することが、移管業務を増やすための有効なアプローチとなります。
高得点のポイント
- 「通常変更」の中から「標準変更」に移行可能な業務を特定するという論理を含んでいること
- 「標準変更の中に定型化できるものがないかを調査する」といった、既定の移管済み業務に対する誤った着眼点になっていないこと
- 表1中の字句を正しく用いていること
設問2(2)調査内容は,正答率が平均的であった。サービス課の業務をサービスデスクに移管するために有効な調査内容を問う問題であったが,“標準変更の中に定型化できるものがないかを調査する”という解答が散見された。標準変更は既にサービスデスクに移管された業務なので,サービスデスクへの移管を増やすためには,通常変更に着目して調査してほしい。
設問3
〔サービスレベル目標の決定〕について,下線②のKPIの内容を10字以内で答えよ。
模範解答
一次解決率
採点基準(配点 4点)
知識・理解度(内容)(2点)
- 2点: サービス要求管理におけるKPIとして「一次解決率」を正しく理解し、明記している。
- 1点: 解決率に関する言及はあるが、「一次(初回)」であるという要素が抜けており不完全。
- 0点: 無回答、または誤ったKPIを記載している。
論理性(構造)(2点)
- 2点: 指定文字数内で簡潔かつ正確な指標名として記述されている。
- 1点: 指標名としてやや冗長、または一般的な用語の組み合わせになっている。
- 0点: 指標名として不適切な体裁になっている。
解説
サービスレベル目標のKPI(重要業績評価指標)に関する設問です。サービスデスクにおいて、「別の担当者にエスカレーションせずに、最初のコンタクトで解決できた割合」を測定する指標は一次解決率と呼ばれます。これは対応の品質や所要時間の改善を評価する上で重要なKPIです。
高得点のポイント
- 初回コンタクトでの解決割合を示す指標名「一次解決率」を正確に解答していること
設問4
模範解答
3
配点 4点
解説
サービスデスクの要員工数を算出する計算問題です。要員体制の決定においては、将来のサービス需要の見込みや、サービス要求の集中度合いを考慮した余裕の確保を含めて計算を行う必要があります。
- 現在の平均サービス要求件数と平均対応時間を確認します。
- 将来的な要求件数の増加見込みなどの変動要因を加味します。
- 集中度合いに基づく余裕係数などを乗算し、必要な総対応時間を算出します。
- 1日あたりの稼働時間で割り、算出された人日に対して小数第1位を切り上げて整数値(3)を導き出します。
各選択肢の解説
本設問は記述式計算問題のため選択肢はありませんが、誤答の多くは「平均サービス要求件数の増加」や「集中度合いを考慮した余裕の確保」という条件を見落とし、単純計算による数値を答えてしまったケース(例:切り上げ前の数値や余裕分を含まない数値)と考えられます。
設問4は,正答率が平均的であった。平均サービス要求件数と平均対応時間から,サービスデスクで必要な工数を算出する問題であったが,平均サービス要求件数の増加や,サービス要求の集中度合いを考慮した余裕の確保を算出の条件に含めていないと思われる解答が散見された。サービスに必要な工数は,将来のサービス需要の見込みについて慎重に考慮して算出する必要があることを理解してほしい。