令和5年度 春期 ITストラテジスト試験 午前 II 問21
ストラテジ会計・財務
この問題は2023(R5)春 ITストラテジスト 午前IIに出題されたものです。出題時点の法令・制度に基づく内容のため、現行の内容と一致しない場合があります。
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連結売上高総利益率は何%か。ここで,B社はA社の100%子会社で,仕入れは全て親会社からであり,売上は全て親会社以外である。また,期首,期末とも在庫はない。

図の説明テキスト
「A社損益計算書」(単位 万円)
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 売上高 | 4,000 |
| 子会社売上高 | 800 |
| 売上原価 | 3,000 |
| 売上総利益 | 1,800 |

図の説明テキスト
「B社損益計算書」(単位 万円)
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 売上高 | 1,000 |
| 売上原価 | 800 |
| 売上総利益 | 200 |
解答・解説を読む
正解: 選択肢ウ
連結財務諸表における内部取引の相殺
問題のケースでは、親会社(A社)と子会社(B社)の取引が連結財務諸表においてどのように扱われるかが問われています。グループ企業間の取引は内部取引と呼ばれ、連結財務諸表を作成する際には相殺消去する必要があります。
内部取引の相殺消去
B社の仕入は全てA社(親会社)から行われています。そのため、「B社の当期仕入高(=売上原価)」は全額が「A社からB社への売上高」に該当します。
連結決算では、この内部取引額を両社の数値から控除します。未実現利益の消去
「期首、期末とも在庫はない」とあるため、グループ内に滞留している商品に付加された利益(未実現利益)は存在せず、追加の控除処理は不要です。連結売上高総利益率の算出
連結売上高から連結売上原価を引いて連結売上総利益を求め、利益率を計算します。
※本問には本来、各社の売上高や売上原価が記載されたデータ(表など)が含まれています。上記の手順に沿って対象数値を代入することで、正しい値(40%)を導き出すことができます。
各選択肢の解説
- ア: 誤り。内部取引の相殺を行わずに合算した場合などの誤った計算結果と推測されます。
- イ: 誤り。A社またはB社の単独の利益率、もしくは相殺処理を誤った結果と推測されます。
- ウ: 正解。正しく内部取引を相殺消去した後の連結売上高総利益率(40%)です。
- エ: 誤り。売上原価の控除額を誤った場合などに算出されるダミーの数値と考えられます。