「住宅金融支援機構」の過去問(税・その他・39問)

1. この分野は何か

マイホームを買うとき、多くの人は銀行などの民間金融機関から長期の住宅ローンを借ります。しかし、民間金融機関にとって、数十年にわたる固定金利のローンを貸し出すことは、金利変動リスクが大きく非常に困難です。

そこで、民間金融機関が長期固定金利の住宅ローン(代表例:「フラット35」)を貸し出しやすくするために、裏側で資金調達のサポートを行っているのが「独立行政法人住宅金融支援機構」です。本分野では、この機構がどのような業務を行っているのかを学びます。

2. 学習のポイント

機構の業務は、大きく2つに分けられます。この「どちらの業務か」を仕分けして覚えるのが最大のポイントです。

  1. 証券化支援業務(メインの業務)
    民間金融機関が貸し出した住宅ローンの債権を機構が買い取り、それを担保にして債券を発行し、投資家から資金を集める業務です。これにより、民間金融機関は「フラット35」のようなローンを安心して提供できます。
  2. 直接融資業務(サブの業務)
    災害で家が壊れた時の復興資金や、高齢者向けのバリアフリー改修資金など、民間金融機関だけでは十分に対応できない特別な資金について、機構が自ら直接お客さまにお金を貸し出す業務です。

3. 実際の出題のされ方

宅建試験では、50問中の最後のほう(問46など)に毎年1問出題されます(「5問免除」の対象科目です)。

出題の9割は、「機構は〇〇のための資金を直接融資している」という記述の正誤を問うものです。
機構のスタンスは「一般的な住宅ローンは民間(フラット35)に任せ、自分たち(直接融資)は民間がやりにくい特殊なものだけをやる」というものです。したがって、「単にマイホームを新築するための資金を機構が直接融資する」という記述があれば、それは誤りとなります。直接融資の対象となる「災害復興」「財形住宅融資」「高齢者向け返済特例制度」などのキーワードを覚えておけば容易に解けます。

4. 間違えやすいところ

証券化支援業務(買取型)の対象となるローンの条件
フラット35などの証券化支援業務の対象となる住宅ローンには、一定の条件があります。

  • 資金の使い道:申込者本人または親族が自ら居住する住宅の建設・購入資金であること。※投資用ワンルームマンションの購入資金などは対象外です。
  • 対象物件:住宅の床面積や規格が、機構の定める技術基準に適合していること。

団体信用生命保険(団信)
機構は、フラット35などの利用者に対して、団体信用生命保険(契約者が死亡した場合などにローン残高がゼロになる保険)の業務を行っています。「民間金融機関のローンだから機構は保険業務を行えない」という引っかけが出題されるので注意しましょう。

貸付金の回収
機構が直接融資した貸付金の回収等の業務は、機構自らが行うこともできますが、その一部を銀行等の金融機関に委託することができます。「すべて自ら行わなければならない」わけではありません。

  1. 2025年度(R7) 問46 独立行政法人住宅金融支援機構(以下この問において「機構」という。)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
  2. 2024年度(R6) 問46 独立行政法人住宅金融支援機構(以下この問において「機構」という。)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
  3. 2023年度(R5) 問46 独立行政法人住宅金融支援機構(以下この問において「機構」という。)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
  4. 2022年度(R4) 問46 独立行政法人住宅金融支援機構(以下この問において「機構」という。)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
  5. 2021(R3)12月 問46 独立行政法人住宅金融支援機構(以下この問において「機構」という。)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
  6. 2021(R3)10月 問46 独立行政法人住宅金融支援機構(以下この問において「機構」という。)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
  7. 2020(R2)12月 問46 独立行政法人住宅金融支援機構(以下この問において「機構」という。)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
  8. 2020(R2)10月 問46 独立行政法人住宅金融支援機構(以下この問において「機構」という。)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
  9. 2019年度(R1) 問46 独立行政法人住宅金融支援機構(以下この問において「機構」という。)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
  10. 2018年度(H30) 問46 独立行政法人住宅金融支援機構(以下この問において「機構」という。)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
  11. 2017年度(H29) 問46 独立行政法人住宅金融支援機構(以下この問において「機構」という。)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
  12. 2016年度(H28) 問46 独立行政法人住宅金融支援機構(以下この問において「機構」という。)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
  13. 2015年度(H27) 問46 独立行政法人住宅金融支援機構(以下この問において「機構」という。)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
  14. 2014年度(H26) 問46 独立行政法人住宅金融支援機構(以下この問において「機構」という。)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
  15. 2013年度(H25) 問46 独立行政法人住宅金融支援機構(以下この問において「機構」という。)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
  16. 2012年度(H24) 問46 独立行政法人住宅金融支援機構(以下この問において「機構」という。)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
  17. 2011年度(H23) 問46 独立行政法人住宅金融支援機構(以下この問において「機構」という。)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
  18. 2010年度(H22) 問46 独立行政法人住宅金融支援機構(以下この問において「機構」という。)が行う証券化支援事業(買取型)に関する次の記述のうち、…
  19. 2009年度(H21) 問46 独立行政法人住宅金融支援機構(以下この問において「機構」という。)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
  20. 2008年度(H20) 問46 独立行政法人住宅金融支援機構(以下この問において「機構」という。)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
  21. 2007年度(H19) 問46 平成19年4月1日に住宅金融公庫(以下この問において「公庫」という。)は廃止され、独立行政法人住宅金融支援機構(以下この…
  22. 2006年度(H18) 問46 住宅金融公庫(以下この問において「公庫」という。)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…
  23. 2005年度(H17) 問46 住宅金融公庫(以下この問において「公庫」という。)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…
  24. 2004年度(H16) 問46 住宅金融公庫に関する次の記述のうち,誤っているものはどれか。…
  25. 2003年度(H15) 問46 住宅金融公庫の業務に関する次の記述のうち, 誤っているものはどれか。…
  26. 2002年度(H14) 問46 住宅金融公庫の業務に関する次の記述のうち, 正しいものはどれか。…
  27. 2001年度(H13) 問46 住宅金融公庫の業務に関する次の記述のうち, 誤っているものはどれか。…
  28. 2000年度(H12) 問48 住宅金融公庫の業務に関する次の記述のうち,正しいものはどれか。…
  29. 1999年度(H11) 問48 住宅金融公庫の貸付金に関する次の記述のうち, 誤っているものはどれか。…
  30. 1998年度(H10) 問47 住宅金融公庫の業務に関する次の記述のうち, 正しいものはどれか。…
  31. 1997年度(H9) 問48 住宅金融公庫の業務に関する次の記述のうち, 正しいものはどれか。…
  32. 1996年度(H8) 問32 住宅金融公庫の業務に関する次の記述のうち, 正しいものはどれか。…
  33. 1995年度(H7) 問31 災害により家屋が滅失した場合において, 当該家屋に代わるべき家屋を建設し, 又は購入するための住宅金融公庫の災害復興住宅…
  34. 1994年度(H6) 問 31 住宅金融公庫の業務に関する次の記述のうち, 誤っているものはどれか。…
  35. 1993年度(H5) 問32 住宅金融公庫の貸付けに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
  36. 1992年度(H4) 問31 個人が新たに住宅を建設する場合の住宅金融公庫の貸付けに関する次の記述のうち, 正しいものはどれか。…
  37. 1991年度(H3) 問31 住宅金融公庫の業務に関する次の記述のうち, 正しいものはどれか。…
  38. 1990年度(H2) 問33 住宅金融公庫の業務に関する次の記述のうち, 誤っているものはどれか。…
  39. 1988年度(S63) 問32 住宅金融公庫の業務に関する次の記述のうち, 誤っているものはどれか。…